ユーリー・ノルシュテインの仕事

TOP

上映情報

プロフィール

フィルモグラフィー

関連書的

ある日のノルシュテイン

ノルシュテインかく語りき

アーカイヴ

リンク

お問い合わせ

ご案内|作品紹介

ユーリー・ノルシュテイン作品集 

上映作品のご紹介(5作品・計71分)

話の話
1979年/29分/カラー

つぶやくような子守唄。それに呼び出された狼の子。狼の子はおぼえている。廃屋に大勢の人が平和に住んでいた時代、街灯の下で男女がタンゴを踊った時代、男たちが戦場に奪い去られた時代…。忘れ去られた時をこのアニメは詩としてうたう。幻想的であり強烈なリアリティ。

霧の中のハリネズミ
1975年/10分/カラー

日暮れの野原を、小さなハリネズミがジャムの壺の包みを抱えて歩いている。子熊の家へ、お茶を飲みに。そう、ロシア紅茶はジャムを入れるのです。お茶を飲んだらいつものように、星を数えて遊ぼう。急ぎ足のハリネズミの足元から、いつか夕霧がたちのぼりはじめた……。

あおさぎと鶴
1974年/10分/カラー

忘れられた野原の古い館の廃虚に鷺と鶴がいる。お互いが好きだが、命がけの想いというほどではない。やさしくしては失望し、すげなくしては後悔し……お互いの心の波長とタイミングがいつもちょっぴりズレるのだ。終わらぬ恋のゲームは不完全燃焼のまま、秋風が吹き、雨が来る。

狐と兎
1973年/12分/カラー

小さな我が家を牝キツネに乗っ取られ、泣きじゃくるウサギ。そこへ「僕が追い出してやるよ」と次々と助っ人が現れるが、皆キツネの勇ましさにびっくりして逃げてしまう…。ロシア民話を題材にしたユーモアあふれる物語。ノルシュテインの初監督作品。

25日・最初の日
1968年/12分/カラー

1917年10月のロシア革命最初の日。モノクロの静かな広場に民衆の怒りが赤い怒涛となって疾走する。A・トーリンと共同で演出したノルシュティン27歳の初監督作品。