アンソロジー

「オメガバース・プロジェクト(4)」

A5判・144p・本体925円＋税

2015/06/24 発売

“誰にも祝福されないけれどアナタがいい。
秘めた恋こそ、燃え上がる。”


発情期から解放されたいΩを巡るラブ・トライアングル。
発情期の抑制剤がなかなか効かない体質のΩ・計（けい）には幼馴染でセフレのβ・次継（つぎつぐ）が居る。
しかし計の目標は、ステイタスの高いαと番（つがい）になること。
念願かなって史上最高のα・駅人（えきひと）から番を持ちかけられるが、
彼はΩハーレムを作るという野望の持ち主だった。

βであることが誇らしい、そんな科学者がΩになってしまった。
ハチに刺されたことでアナフィラキシー・ショックを起こしたβの日比谷（ひびや）は
突然変異により体質がΩになってしまう。
今まではαとΩは自らの体質にかこつけて実力とは関係のない昇進や権力の乱用を
してきていると軽蔑していたのに、自分が“そちら側”へと転じてしまった。
日比谷は頼れるのは部下のβ・山木（やまぎ）だけだが…。

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