ユーリー・ノルシュテインの仕事
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↑表紙と化粧箱
 ※箱の材質は段ボール

←本の全体像

装丁へのこだわり

●表紙は馬糞紙…繊維があり、本来なら印刷できない紙を特殊加工し、ノルシュテイン氏のサインをモチーフにデザイン。
●内容に合わせて紙も4種類…ノルシュテイン氏が描いた絵を生かすため、デッサンの多くはクラフト紙に印刷、日本を舞台にした『冬の日』には和紙を使用。


ノルシュテインさんも登場する
「ユーリー・ノルシュテインの仕事」
CMムービー

  ●Large (7.4MB)
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 ハリネズミを包んだ霧。狼くんが食べるジャガイモの熱さ。アカーキェヴィッチの豊かな表情。ノルシュテイン・アニメの不思議で美しい映像はいかにして生まれたのか。デッサン、絵コンテ、エスキース、実際の撮影に使われた素材など誰も見たことがないノルシュテインアニメの制作工程を豪華カラーヴィジュアルで紹介!  特別収録の講義録では、ハリネズミを包んだ霧の秘密も明かされる!

【特別インタビュー】
ノルシュテイン自作を語る/キャラクターについて

【収録作品】
『話の話』『霧の中のハリネズミ』『25日最初の日』『ケルジェネツの戦い』『キツネとウサギ』 『アオサギとツル』『おやすみなさいこどもたち』『CM ロシア砂糖』『冬の日』『外套』

【誌上ワークショップ】
講義録/ユーリー・ノルシュテインによる『霧の中のハリネズミ』のつくり方
・ノルシュテイン全作品解説(おかだえみこ)
・ノルシュテインを語る(高畑勲/川本喜八郎/フレデリック・バック/鎌田慧/アレクサンド ル・ソクーロフ/児島宏子)

〈概要〉
【版型】  
300×270mm@

【ページ数】 
242頁(カラー154頁のほか、モノクロ頁にはクラフト紙や、和紙を使用)

【定価】
〈通常版〉本体8,500円+税
〈リトグラフ付限定版〉本体15,000円+税 (限定500部/シリアルNo. 直筆サイン入り) ※品切
※〈通常版〉〈限定版〉とも本はまったく同じものです。〈限定版〉は当社での直接販売のみとさせていただきます。

●実際に撮影に使われたキャラクターたちを実寸サイズで紹介。
●映画では分からなかったキャラクターの構造や、着色の細部までみることができる。

●日本での4回にわたるワークショップをもとに再構成。
●文章、写真、図解によって『霧の中のハリネズミ』がいかにしてつくられたかを解き明かす。

●デッサン…キャラクターのイメージや、それをとりまく背景など、映画制作当時に描かれたものを掲載。
●絵コンテ…撮影されなかったシーンやノルシュテイン氏のメモ書きの和訳入り。
●エスキース…制作当時に描かれたものから撮影終了後に描かれたものまで。

ユーリー・ノルシュテイン

ロシアのアニメーション作家。『25日-最初の日』(68)で監督デビュー。『キツネとウサギ』(73)、『霧の中のハリネズミ』(75)、『話の話』(79)などを制作。国内外で30以上の賞を受賞。切り絵技法による、独特の詩的で繊細な作風が多くの人々を魅了し、映像詩人と評される。日本をはじめ世界中のアニメーション作家たちに多大な影響を与えている。03年秋、松尾芭蕉の連句アニメーション『冬の日』を完成させた。現在は幾度もの中断を乗り越え、二十数年の歳月をかけゴーゴリ原作の『外套』を制作中。04年に第一部完成予定。

 20世紀につくられた素晴らしいアニメーションフィルムの中でも、『霧の中のハリネズミ』は、私にとって印象的な名作であり、忘れがたいシーンが心にしみこんでいる ! 
 膨大な商業作品の中で、ユーリー・ノルシュテインの作品は、アニメーションを芸術的な表現形式としてみることを示唆し、勧める、最も重要な出来事の一つでありつづけている。
 私は、ユーリーの作品を心から楽しみ、彼を敬い、彼がその夢を人々と共有できるような手立てが得られるようにと願うものだ。


(「ノルシュテインを語る」本文より抜粋)


アニメーション映画監督
フレデリック・バック

『木を植えた男』


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