アンソロジー

「オメガバース・プロジェクト-Season 2- 4」

A5判・240p・本体925円＋税

2016/02/24 発売

“痛みが背負いきれなくて、
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい。”

Ω（オメガ）とα（アルファ）が番うこと、そこに意味なんてない。
同じ会社に勤めるβ（ベータ）の綾瀬（あやせ）、αの緒方（おがた）、そしてΩの神谷（かみや）。緒方はαとういうことから期待されることや、Ωは諦められていることなど性によって生じる周囲の差別に嫌気がさしていた。彼は自らの正義感で皆の意識を変えなければならないと日々自分の違和感を口にしてきた。綾瀬は緒方の振りかざす"特別"な正義感に苛立ち、神谷を使って緒方を罠に掛ける。オメガバースで読む９つのラブ・ストーリー。