森 章太郎

( Ishinomori Shotaro )

漫画家(本名・小野寺 章太郎/旧筆名・石森 章太郎)



1938年 宮城県登米郡中田町石森(いしのもり)に生まれる。
中学時代より『毎日中学生新聞』に4コマまんがを投稿。また『漫画少年』にも投稿し、その投稿仲間と「東日本漫画研究会」を結成(赤塚不二夫氏、長谷邦夫氏らが在籍)、肉筆回覧誌『墨汁一滴』を発行する。
1954年高校在学中に「二級天使」(『漫画少年』)でデビュー。
1956年高校卒業と同時に上京。「トキワ荘」に住み、漫画家生活に入る。
以後、少年・少女・青年誌などにおいてSF、ギャグ、家庭、時代劇、ナンセンスなど幅広いジャンルの作品を手がける。
1981年社団法人日本漫画家協会常務理事に就任。
1986年漫画家生活30年を機に、ペンネームを「石森」に改名。
1989年メディアとしてのまんがの拡大をとらえて「萬画」の呼称を提唱、自ら「萬画家」宣言をする。
1992年まんが表現の法規制に反対する「コミック表現の自由を守る会」を結成、代表に就任。
1994年「マンガジャパン」代表世話人に就任。
1998年1月28日逝去。享年60歳。

受賞歴
1966年 講談社漫画賞(第7回)「サイボーグ009」「ミュータント・サブ」
1968年 小学館漫画賞(第13回)「佐武と市捕物控」「ジュン」
1988年 小学館漫画賞(第33回・青年一般向け部門)「HOTEL」「マンガ日本経済入門」
1988年 日本漫画家協会賞大賞(第17回)「マンガ日本経済入門」
1990年 日本酒大賞(第6回)
代表作
「ミュータント・サブ」(1961年)
「サイボーグ009」(1964年〜)
「ジュン」(1967年)
「佐武と市捕物控」(1968年)
「リュウの道」(1969年)
「仮面ライダー」(1971年)
「人造人間キカイダー」(1972年)
「ロボット刑事」(1973年)
「さんだらぼっち」(1975年)
「HOTEL」(1984年〜)
「マンガ日本経済入門」(1986年)
「マンガ日本の歴史」(1989年)、他

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